18/12/9

「彼が愛したケーキ職人」現在公開中、日本全国順次ロードショー「The Cakemaker」directed by Ophir Raul Graizer

UP COMING

Event Details

悲しみが、甘い涙に変わるまで

悲しみから救ってくれたのは、夫が愛した男性だった――。哀愁漂うエルサレムを舞台に、国籍や文化、宗教や性差を超えてめぐり逢う男女の人間賛歌。


監督:オフィル・ラウル・グレイツァ/ 2017年/ イスラエル、ドイツ/ 109分/ ヘブライ語、ドイツ語、英語

出演:ティム・カルクオフ、 サラ・アドラー 『ジェリー・フィッシュ』『運命は踊る』

第34回 エルサレム国際映画祭 編集賞/ 第52回 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 エキュメニカル審査員賞/ 第15回 コスモラマ・トロンハイム国際映画祭 監督賞 / 第35回 マイアミ国際映画祭 国際批評家連盟賞 


あらすじ:

ベルリンのカフェで働くケーキ職人のトーマス(ティム・カルクオフ)。イスラエルから出張でやって来るなじみ客のオーレン(ロイ・ミラー)といつしか恋人関係に発展していく。オーレンには妻子がいるが、仕事でベルリンに滞在する限られた時間、ふたりは愛し合う。ある日「また一カ月後に」と言ってエルサレムの家へ帰って行ったオーレンから連絡が途絶えてしまう。実は交通事故で亡くなっていたのだった―。エルサレムで夫の死亡手続きをした妻のアナト(サラ・アドラー)。休業していたカフェを再開させ、女手ひとつで息子を育てる多忙ななか、客としてトーマスがやってくる。職探しをしているという彼をアナトは戸惑いながらも雇うことに。次第にふたりの距離は近づいていき……


作品解説:

悲しみに暮れる男女を繊細に描いたエモーショナルなドラマは、ケーキ作りを通して宗教的慣習の違いをあぶり出し、食べること、生きること、そして愛することを浮き彫りにしていく。

無名の若手イスラエル人監督オフィル・ラウル・グレイツァが手がけた本作は、低予算映画ながらもカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でワールドプレミアされるやいなや、観客から総立ちの拍手喝采で絶賛され、エキュメニカル審査員賞を受賞する快挙を成し遂げた。運命的に惹かれ合っていく――。


…飲食店経営を通じて表象されるエルサレムのユダヤ教コミュニティが興味深いです。今、最も旬な女優サラ・アドラーは「運命は踊る」でも主演。エトガル・ケレットの「ジェリーフィッシュ」のウエイトレス役の彼女です。深く繊細な心情の演技は出色!


公式サイト http://cakemaker.espace-sarou.com/

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