17/6/28
『クロス・マイ・パーム・ウィズ・シルバー』 アヴィシャイ・コーエン(トランペット)『Cross My Palm With Silver』 by Avishai Cohen(tp)
UP COMING
Event Details
レーベル:ECM / 録音年:2016年9月 / 発売日:5月9日
2016年1月に『Into The Silence』でECM鮮烈デビューを遂げたテルアヴィヴ生まれのトランペッター、アヴィシャイ・コーエン第2作目が登場。
今作はアンサンブル、チームワークに焦点を当てたカルテット作品で新曲ばかりを演奏。とても巧みな、テレパシーの相互作用でメンバー同士で繰り広げられるインタープレイがアヴィシャイ・コーエンを飛躍させ、現シーンにて最も注目且つ話題のジャズ・ミュージシャンであるということを明確にしている。アヴィシャイ曰く、「ここに参加している全員が一緒というのが僕のドリーム・チームなんだ。」とのこと。ヨナタン・アヴィシャイ, バラク・モリそして ナシート・ウエイツの3人はアヴィシャイのインプロヴィゼーションのセンス 、ストラクチャーに対するフィーリングも共有する仲間。「僕たちは一番今バランスが最も取れた完璧な立ち位置にいると思う。とてもオープンで、インプロヴィゼーションを可能にする空間が存分にあり、誰もが自由に音楽を演奏できるんだ。同時にコンポジションも特異で雰囲気もより直接的。」と語る注目の作品。(メーカーインフォより)
…イスラエルジャズ界にはアヴィシャイ・コーエンという同姓同名のスターが二人いて、一人はベーシスト、もう一人はトランペッター。トランペッターのほうには姉と兄がいて、姉のアナットはクラリネット奏者、兄のユヴァルはサックス奏者でイスラエルのジャズ教育の第一人者。3人一緒に“3(スリー)コーエンズ”として活動することもあります。今回の新譜では、ピアノのヨナタン(この人は苗字がアヴィシャイ。紛らわしくてすみません)とは“サードワールドラブ”というユニットで、ドラムのナシートとは“トリヴェニ”というユニットで、長い信頼関係を築いてきた盟友たちが脇を固めてます。そこに“燻し銀”のバラクが加わるとは、渋い。さすがECMレーベル。
ところで、バラクつながりで、テルアビブ・ジャズフェスティバルのデレクター、バラク・ワイスへのインタビューによる、イスラエルジャズシーンについてのわかりやすい記事があります。お馴染みの皆の動画もでてます。こちらから↓
「Jazz Kibbutz: A Brief History of Israel’s Jazz Scene」interview to Barak Weiss, Director of the Tel Aviv Jazz Festival
http://www.momentmag.com/jazz-kibbutz-brief-history-israels-jazz-scene/