17/5/17
イヴリー・ギトリス ヴァイオリンリサイタル Ivry Gitlis Violin Recital
UP COMING
Event Details
「伝説の一夜、再び!
今年で95歳を迎える伝説のヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス。現役最高齢の奏者であると同時に、ヴァイオリン史上に名を残す20世紀最後の巨匠として、個性的かつ大胆な解釈を19世紀の音楽様式で演奏できるのはギトリスだけと言えます。ピアニストには久々の共演となるイタマール・ゴランを迎え、東京と高崎の2か所で伝説に残る一夜をお届け致します。」(主催者コメント)
アルゲリッチ、マイスキー、ギトリス、そして温泉!なんて贅沢な。また関東圏でのリサイタルは、久々のイタマール・ゴラン。彼のファンも多いです。
そしてマエストロの言葉をつづった書籍『魂と弦』も新バージョン好評発売中です。
<フェスティバル参加>
5月18日 別府アルゲリッチ音楽祭 公開マスタークラス 19時開演
5月20日 別府アルゲリッチ音楽祭 演奏会(室内楽マラソンコンサート) 15時開演
<ヴァイオリン・リサイタル>…全公演、完売間近!
5月23日(火) 19:00開演 場所:高崎シティギャラリー
問合せ:高崎シティギャラリー 027-328-5050
5月27日(土) 19:00開演 場所:紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町6−5)
予定演奏曲目(当日発表)
クライスラー 愛の悲しみ、美しきロスマリン
マスネ タイスの瞑想曲 パラディス シシリエンヌ
ブラームス スケルツォ チャイコフスキー メロディ ほか
ピアノ:イタマール・ゴラン
※上記は演奏予定曲目となり、実際のプログラムは当日発表とさせていただきます。
料金:全席指定:8,000円 ギトリス・シート:12,000円(限定100席、1〜6列目保証)
問合せ:テンポプリモ 03-5810-7772
詳細:http://tempoprimo.co.jp/contents/ticket/pg194.html
<ギトリスの本>
『魂と弦』イヴリー・ギトリス 今井田博[訳] ←新版・新訳です!
音楽への愛、人生の機微を綴った名著の新版・新訳。偉大な音楽家の半生記。
「人が求めてやまない無限というものに対して、音楽はたぶん一番強い見えない結びつきを持っているのではないだろうか。受け取り、心や体や気持ちを温かくするすべての手段を使って、私たちは音楽を大事にしなくてはいけない。」
…ギトリスからのメッセージ
イヴリー・ギトリス Ivry Gitlis
1922年ハイファ生まれ。12歳でパリ音楽院を首席で卒業。その後もエネスコ、ティボー等、名ヴァイオリニストの下で研鑽を積む。カザルスやハイフェッツ、ゼルキンなど歴史上の名匠をはじめ、アルゲリッチ、バレンボイム、メータ、インバル、ニューヨーク・フィル、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル等、多くの一流演奏家と共演を行っている。レコーディングの経歴も豊富で、日本ではアルゲリッチ音楽祭ライヴ・ソナタ集、カザルスホールでの無伴奏DVD、名盤「24カプリース」CD、チャイコフスキー協奏曲DVDもリリースされた。2011年の東日本大震災直後に来日し、仙台・石巻で慰問演奏を行い、外務省より感謝状を授与されている。95歳となる今年もフランス、イギリスをはじめヨーロッパ各国でリサイタルを行う等、依然現役最高齢のヴァイオリニストは健在である。ユネスコ親善大使。使用楽器は1713年製ストラディヴァリウス‘Sancy‘。
イタマール・ゴランItamar Golan
リトアニアの首都ビリニュス生まれ。1歳の時に移住したイスラエルでラーラ・ヴァドヴォ―ズとエマヌエル・クラソフスキーに師事。7歳の時に初めてリサイタルを行い、1985年から89年までボストンのニューイングランド音楽院でピアノと室内楽を学んだ。イヴリー・ギトリスをはじめ、マキシム・ヴェンゲーロフ、ミッシャ・マイスキー、五嶋みどり、またベルリン・フィル、イスラエル・フィル等世界中の著名なソリストやオーケストラと共演するほか、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルツェルン等国際音楽祭にも頻繁に出演しており、室内楽奏者として輝かしいキャリアを歩んでいる。ドイツ・グラモフォン、EMI、ソニークラシカルなどといったレーベルで録音多数。現在はパリ音楽院で教える傍ら室内楽、演奏旅行、そして詩作などの芸術活動を行っている。