23/4/7
ギデオン・ルービン個展「夏の終わりの日」
2023 年 4月 7 日(金)-5 月 20 日(土)
UP COMING
Event Details
4 月 7 日よりギデオン・ルービンの個展「夏の終わりの日」が開MAHO KUBOTA GALLERY にて開催される。ルービンの日本では初めての個展となるこの展覧会では 11 点の新作ペインティングを展示される。
リネンのキャンバスに描かれた絵画の中で主題の上で光が停止している。ギデオン・ルービンの絵画はごく限られた絵画的言語で描かれているため鑑賞者は細部に惑わされることなくまずは絵画の全体を俯瞰してみるのだが、それでも目は無意識のうちに光あるところを探してしまう。視覚を陰影の襞に滑り込ませるタイミングはもう少し後にとっておこう、と思いながら、ルービンの絵画が放つ目の快楽への誘いに抗うことは到底できないはずだ。
ギデオン・ルービンの最新作は、タデウシュ・コンヴィツキ監督によるポーランド映画の代表作「夏の最後の日」からインスピレーションを得ている。この映画のスチールイメージを出発点として、ルービンは新たな作品群を生み出した。静かで瞑想的なシーンを絵具で再解釈し、モノクロ映画のシーンは絵画的なテクニカラーの世界に生まれ変わっている。
<展覧会概要>
展覧会名 ギデオン・ルービン「夏の終わりの日」
会期 2023 年 4 月 7 日(金) - 5 月 20 日(土)
12:00-7:00pm、会期中 日・月および祝日は休廊、入場無料
会場 MAHO KUBOTA GALLERY、東京都渋谷区神宮前2-4-7 1F
Tel 03-6434-7716
ギデオン・ルービン Gideon Rubin
ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで BFA を、ロンドンのスレード・スクール・オブ・アートで MFA を取得。現在ロンドンにスタジオを構える。最近の主な展覧会として「Looking Away」(Galerie Karsten Greve、ケルン、2022 年)「A Summerʼs Tale curated by Cici Tang 」(K11 Art Mall、上海、2022 年)「Red Boys and Green Girls」(Hosfelt Gallery、サンフランシスコ、2022 年)「The Sun Also Rises」(Ryan Lee Gallery、ニューヨーク、2021 年)「We Thought it Was Heaven Tomorrow」(Fox Jensen Gallery(シドニー)& Fox Jensen McCrory(オークランド)、2021 年)「A Strangerʼs Hand」(Galerie Karsten Greve、パリ、2020年)など。作品は Museum Voorlinden Collection(オランダ)、Herzliya Museum for Contemporary Art(イスラエル)、McEvoy Foundation for the Arts(サンフランシスコ)、The Zabludowicz (Collection(ロンドン)、Ruinart(フランス)、Fondation Frances(フランス)、ルビン美術館(イスラエル)、Collezione Maramotti(イタリア)、The Collezione Fondazione, San Patrignano(イタリア)等、著名な美術館やプライベートコレクションに収蔵されている。