17/7/28
ギラ・ジルカ出演「ジャズ in 藝大2017 Challenging Jazz」Geila Zilkha @ JAZZ in GEIDAI 2017 “Challenging Jazz”
UP COMING
Event Details
東京藝術大学130周年記念公式プログラム
グレン・ミラー、ベニー・グッドマンから瀧廉太郎まで!
演奏予定曲 「メモリーズ・オブ・ユー」「ナイト・イン・チュニジア」「荒城の月」ほか
「Challenging Jazz~挑戦するジャズ
今年2017年は、東京藝術大学の前身である、東京音楽学校ならびに東京美術学校が創設されて、丁度130年目の節目の年を迎えています。今から130年前といえば、西暦1887年、明治20年です。まだジャズそのものが生まれていません。ではそんな時代、日本ではどんな音楽が行われていたかといえば、邦楽が中心で西洋音楽はまさに移入が始まったばかりでした。そのパイオニアの一人が瀧廉太郎(1879~1903)です。彼は1890年、創設間もない東京音楽学校に入学し、一生懸命に西洋音楽を学んでいました。そして「荒城の月」など数多くの名曲を残しましたが、惜しくも24歳の若さで夭折してしまいます。また、東京音楽学校が創設されたその同じ年、その後の日本の音楽界を大きな足跡を残すことになる、作曲家・中山晋平(1887~1952)が生まれています。
今回の「ジャズin藝大」は藝大の130年の歴史に思いをはせ、東京音楽学校で学んだ二人の大先達、瀧廉太郎と中山晋平の楽曲をジャズにアレンジして演奏することにいたしました。題して”Challenging Jazz”、かくいう私もユービー・ブレイクの名曲「メモリーズ・オブ・ユー」にチャレンジいたします。もちろん、その抜群の歌唱力で毎年ご好評いただいているギラ・ジルカさんによる「サマータイム」などのスタンダードナンバーから、MALTAのパワーが炸裂するオリジナル曲まで、バラエティあふれる「ジャズin藝大」となるのではないでしょうか。どうぞ、夏の午後のひと時、熱いジャズをお楽しみください。」 (東京藝術大学演奏藝術センター長 山本正治先生によるメッセージ)
…恒例となってきたギラさんの出演もさることながら、毎年書いてしまいますが、やっぱり副学長の松下先生(作曲科)のMCが…良い味、出し過ぎ。
あのマルタさんとのなんとも言えない掛け合いで、自分が藝大の奏楽堂にいるのを忘れてしまいそう。ちなみに藝大にはジャズ科はありません。だからこそのジャズとの関係性がある、それも「Jazz in 藝大」の特徴のひとつかもしれません。
日時:7月29日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場料:全席指定 S席5,000円 バルコニー席4,000円 *就学前のお子様の同伴・入場はできませんので、ご了承ください。
予約:ヴォートル・チケットセンター TEL:03-5355-1280 http://ticket.votre.co.jp ほかチケットぴあ、イープラスなど
問合せ:東京藝術大学演奏藝術センターTEL:050-5525-2300
ギラ・ジルカGeila Zilkha
イスラエル人の父と日本人の母を持ち、神戸で生まれ育つ。バークリー音楽大学に留学。2010 年「第11 回神戸ジャズ・ヴォーカル・クイーンコンテスト」でグランプリを受賞。今までにソロアルバム「all Me」「appearance」「Day Dreaming」、矢幅歩とのデュオでミニアルバム「breathing…」をリリース。ジャズにパワー溢れるソウルフルなエッセンスを加えたヴォーカルは聴く人を楽しく癒す。現在、洗足学園音楽大学でジャズ・ヴォーカルの講師も務めている。