23/6/6
ショートフィルムの映画祭2023にイスラエルから4作品
UP COMING
Event Details
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023』(SSFF&ASIA)が、6月6日~26日にかけ都内複数会場およびオンライン会場で開催(オンライン会場では一部4月27日からスタート)。今年はイスラエルから4作品が選ばれた。
『鯨へのレクイエム』 Requiem for a Whale
監督:Ido Weisman / 時間0:15:21/ノンフィクション/ 2022
2021年初めの嵐の夜、イスラエルのニツァニム海岸に鯨の死骸が打ち上げられた。人々と死骸の遭遇のドキュメントを通して、稀有な出来事の目撃者たちの声を聞く。一連の反応から、生と死の対話についての集団の体験が浮かび上がる。
監督:Shulamit Lifshitz/ 時間0:21:51 / ドラマ/ 2022
1998年、テルアビブでの夏休み。ロイトはホロコーストに関する祖母の秘密のノートを見つける。祖母の物語はロイトの豊かな感受性と共鳴し、テルアビブでの祖父母との休日は思いもかけない方向に。実写とアニメーションの見事な組み合わせによって、監督自身のストーリーが語られる。
『ハッピーバースゲイ』 Happy BirthGay (配信作品~6月6日まで)
監督:Niv Manzur / 0:16:09 / イスラエル / コメディ / 2022
ローニットは息子のナダブがゲイであることをカミングアウトしてから1年が経ったことを祝うため、仰々しいサプライズ・パーティーを開く。しかし、ナダブは母と同じ様に祝うことができずにいる。「Happy BirthGay」は、息子ではなく母親が抱く秘密を描いた悲喜劇である。
『もう一度父と踊りたくて』 My Father in the Cloud
監督:Ruth Patir/ 時間0:24:46/ ドキュメンタリー/ 2022
監督のRuth Patirは亡き父親とまた一緒に踊りたいと思っている。ドキュメンタリーアニメーションの手法を用いた本作では、モーションキャプチャからAIといった新しい技術を取り入れ、バーチャルリアリティの時代に死をまやかそうとしているのだ。