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15/9/11

中之条(群馬)ビエンナーレに、イスラエル人アーティスト参加 Participation of Israeli artists (Daniel Landau, Noam Braslavsky, Shir Yamaguchi) at the Nakanojo (Gunma) Biennale

UP COMING

Event Details

中之条ビエンナーレは2007年に始まり、今年で第5回目となる芸術祭です。温泉街や木造校舎など町内各所で総勢130組を超えるアーティストによるアート展示、演劇、身体表現などのパフォーマンス、ワークショップ、マルシェなどを開催します。


日時:9月12日(土)-10月12日(月・祝)の31日間 無休

場所:群馬県中之条町 町内各所

内容:温泉街や木造校舎など町内各所で絵画、彫刻、写真、インスタレーション等の展示、ほかワークショップやパフォーマンスを開催


<国際交流プログラム>


①「Empty Garden」


ノアム・ブラスラヴスキー Noam Braslavsky  

ダニエル・ランダウ Daniel Landau


2013年より公式交流が始まったポーランド・ポズナン市で隔年開催されているメディエーションズビエンナーレ。同イベントのディレクターを務めるトマーシュ・ウェンドランド氏は、前回の中之条ビエンナーレ2013では招聘アーティストとして参加しました。今回はトマーシュ氏が世界各地で主催する「EmptyGarden -5th Hotel de Inmigrantes-」を中之条ビエンナーレの企画として開催します。


展示場所:旧伊参小学校(群馬県吾妻郡中之条町五反田3534−3)

*ダニエルのパフォーマンスあり(詳細は公式HPで)


②山口信哉 Nobuya Yamaguhci (イスラエルのエインホッド・アーティスト村より参加)

伊参スタジオ(群馬県吾妻郡中之条町大字五反田3527−1)


③シール山口 Shir Yamaguchi/講演「アジアとイスラエルアートの架け橋となるウィルフリッド美術館」

(ウィルフリッド・イスラエル博物館学芸員)

日時:9月20日(日)14:00~15:00

会場:中之条町ふるさと交流センター「つむじ」(群馬県吾妻郡中之条町中之条町(大字)938)

入場無料


ビエンナーレ全体情報:http://nakanojo-biennale.com/



ダニエル・ランダウ Daniel Landau

1973年エルサレム生まれ。メディアアーティスト。またベイト・ベレル・カレッジにあるミドラシャ・アートスクールのアート&メディア科の学科長。10年以上滞在したオランダでは王立音楽院でニュー・メディアと作曲を学ぶ。ドキュメンタリーとフィクションの間で交換可能な性質を様々なアプローチで探求。時間やアイデンティティ、また社会的・政治的現実の研究には、物語やメカニズムへの関心が不可欠と考えている。エルサレム、ニューヨーク、アムステルダム、ベルリン、パリ、メキシコシティなどで作品を発表。最近は情報化時代における人間の在り方を調査する組織「情報・マインド・シンクタンク&ドゥ」を共同設立 。またヘルツェリアのIDCスクールの先進バーチャルラボの研究員としても活動している。

一昨年メゾン・エルメス(東京・銀座)で個展を開催したイスラエルを代表する現代美術家シガリット・ランダウの「弟」…?といわれている。


ノアム・ブラスラヴスキー Noam Braslavsky

1961年ポリヤ(イスラエル)生まれ。国立ベツァレエル美術アカデミーおよびラマトガンのベイト・ツヴィ映画学校でも学び、その後美術の学位をドイツのデュッセルドルフ美術アカデミーで取得。同期にはナムジュン・パイクやナン・フーバーがいた。80~90年代にかけて彼を一躍有名にしたのが、後に燃やされて骨組みだけが残った「Shelter」という作品に代表される“部屋”を模したインスタレーションのシリーズ。その後も、神聖な建物や自然、社会を題材に、操作されうるメカニズムがいかに人間の心理に影響を与えるかというトピックを、部屋というシンプルな形を通して表現し続けた。2010年、植物状態のアリエル・シャロン元首相を点滴もそのままに実物大の彫刻として発表したことが、イスラエルの国会で大いに物議を醸した。2003年に妻のエンマとともにベルリンに「Galerie der Kunste」を設立、キュレーターとしても活動。現在ベルリン在住。


山口信哉 & シール山口 Nobuya Yamaguchi & Shir Yamaguchi

山口信哉は1992年にイスラエルで行われた野外彫刻ビエンナーレに参加して以来、イスラエルとヨーロッパを中心に鍛鉄の技術による作品を制作。2000年からは金属の音を出す性質と形の関係に興味を持ち、音の彫刻の制作を始める。最近は公共の場で体験できる音の彫刻に力を入れている。今回は25年ぶりに日本での制作。シール山口はアジア芸術を扱うウィルフリッド・イスラエル博物館の学芸員であり、テルアビブ大学とオラニン美術大学の博物館教育の講師を務める。1992〜2005 ヤンコ-ダダ博物館、ティコティン日本美術館の教育主任。2005年からウィルフリッド美術館の学芸員に。2006年オラニン大学にインタラクティブな展示センターを設立。


ウィルフリッド・イスラエル博物館:http://www.wilfrid.org.il/en/

Artist information

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