21/9/24
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021「国境を越えてキスをして!」
“Kiss Me Before It Blows Up” by Shirel Peleg / SKIP CITY International D-Cinema Festival
UP COMING
Event Details
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021「国境を越えてキスをして!」
“Kiss Me Kosher” directed by Shirel Peleg / SKIP CITY International D-Cinema Festival
デジタルシネマにフォーカスした国際コンペティション映画祭として2004年に埼玉県川口市で誕生した『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭』。今年の国際コンペティション部門に、テルアビブで撮影され、イスラエルの人気俳優たちも出演する「国境を越えてキスをして!」が上映される。オンライン開催。
『国境を越えてキスをして!』
監督:シレル・ぺレグ
出演:モラン・ローゼンブラット、ルイーゼ・ヴォルフラム、リヴカ・ミカエリ、イリット・カプラン、ジョン・キャロル・リンチ 2020年 / ドイツ / 105分 ©Fireglory Pictures GmbH
配信日時
9/25(土)10:00 ~ 10/3(日)23:00
*本作は作品権利上の都合により、オンラインでの視聴回数に制限があります。映画祭期間中であっても、再生回数が500回に達した時点で配信終了となります。予めご了承ください。
<ストーリー>
ユダヤ人とドイツ人の同性カップル。家族を巻き込んだ結婚騒動の行方は!?
恋多きイスラエル人女性シーラは、ついに理想の人、ドイツ人のマリアと出会う。マリアがテルアビブに越してくると、シーラの両親や弟は歓迎するが、戦争の過去を許さない祖母のベルタは、マリアに厳しく当たる。
<見どころ>
恋多きシーラの前に次々と現れる元カノに嫉妬するマリアの描写など、映画は典型的なロマンティックコメディの体を取りながら、そのロマンスの要素は、ユダヤ人とドイツ人、さらには、イスラエル人とパレスチナ人の恋愛という、ポリティカル・コレクトネス真っ青のきついスパイスが効いたコメディ作品となっている。ベネズエラ生まれ、イスラエル育ちの監督シレル・ぺレグは、本作で長編デビューを飾った。イスラエルのニュース会社Channel 2、新聞社Haaretzに勤務した経験が、作品の持つ社会性にも反映されている。シーラを演じたモラン・ローゼンブラットは東京国際映画祭で上映された『赤い子牛 』(18)やNetflixのTVシリーズ「ヒット&ラン-追跡-」などに出演するイスラエルの人気女優。また、シーラの父ロンを、『ファーゴ』(96)や『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(16)など数多くの作品で知られるアメリカ人俳優ジョン・キャロル・リンチが演じている。
監督:シレル・ぺレグ Shirel Peleg
1985年、ベネズエラに生まれ、イスラエルで育つ。2010年にサピル学院大学の映画テレビ学科を卒業。在学中は、製作と演出を学んだ。大学卒業後、イスラエルのニュース会社Channel 2、新聞社Haaretzに報道デスクプロデューサーとして勤務する。2002年、パートナーとともにドイツに移住し、名門バーデン・ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミーで脚本のコースに入学するため、速やかにドイツ語を習得した。