「ホロコースト証言シリーズ」最終作『メンゲレと私』(12月3日(日)より東京都写真美術館ホール、以降、大阪・第七藝術劇場、および沖縄・桜坂劇場)の公開に先駆け、シリーズ第1弾の『ゲッベルスと私』と、第2弾の『ユダヤ人の私』を上映し、オンラインでクリスティアン・クレーネス監督と、ネット右翼の言説を解体する最新共著「検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?」(岩波書店)が話題となっている東京外国語大学准教授の小野寺拓也先生が登壇し「ホロコースト証言シリーズ」と『メンゲレと私』について語る特別対談が開催される。
◉開催情報
開催日:2023年9月17日(日)
時間:13:00〜19:00(12:30オープン 途中休憩あり)
上映作品:『ゲッベルスと私』、『ユダヤ人の私』
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京(東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内)
登壇ゲスト:小野寺拓也氏(東京外国語大学准教授・「「検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?」共著者)
クリスティアン・クレーネス監督(「ホロコースト証言シリーズ」3部作)
共催:ゲーテ・インスティトゥート東京、オーストリア文化フォーラム東京、サニーフィルム
参加券:①会場1日参加券=1,000円
②対談のオンライン視聴券・1ヶ月間のアーカイヴ配信あり=1,000円
申し込みフォーム:https://shogen-series.peatix.com
◉当日スケジュール
12:30 開場
13:00 『ゲッベルスと私』上映(113分)
15:30 『ユダヤ人の私』上映(114)
17:45 特別対談「いま、ホロコーストを改めて問う」小野寺拓也×クリスティアン・クレーネス(60分)
「ホロコースト証言シリーズ」とは
オーストリア・ウィーンを拠点に活動している国際的な製作プロダクション、ブラックボックス・フィルムの、クリスティアン・クレーネス監督とフロリアン・ヴァイゲンザマー監督が手がけるドキュメンタリー・シリーズ。3部作で構成されており、1本につき1名の証言者が登場し、異なる立場から、それぞれの戦争の記憶を証言している。また、語り部のインタビューの合間には、様々なアーカイブ映像が挟まれ、戦時中のドイツやヨーロッパ各国の社会状況が複合的に理解できる構成となっている。世界的に第二次世界大戦の経験者がいなくなる中、戦争という過ちを二度と繰り返さないため、この戦争体験者の証言を記録として映像に残す、普遍的なドキュメンタリー企画で、既に日本では『ゲッベルスと私』と『ユダヤ人の私』が公開されており、今冬12月に、最終作の『メンゲレと私』が公開される。
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