【アリエ・ロゼン文化担当官のホーム・クッキング】②シャクシュカ
今回は「シャクシュカ」をご紹介します。元々は朝食メニューでし たが、現在は昼夜問わずいつでも食されるようになりました。
起源はおそらく北アフリカのチュニジアで、そこから移民したユダヤ人コミュニティとともにイスラエルに伝わったと思われます。
この料理には無限のバリエーションがありますが、今回ご紹介したのは最も基本的かつ美味しいものです。 ほうれんそう、チーズ、色々なスパイスなど、お好みでカスタマイズするのもいいでしょう。 何を使っても美味しいし、なによりとても家庭的で温かいです。
今の状況では世界旅行することはできませんが、キッチンで世界各地の味を作ることはできますよ
レシピ
1. まずはトマトを湯むきします。トマトの底を十字に切りお湯に2〜3秒入れます。これで皮が簡単に剥がれます。
2. タマネギをみじん切りにします。
3. フライパンに油を入れ、タマネギを飴色になるまで炒めます。
4. にんにくをスライスし加えます。必要ならオイルを足してください。
5. 赤ピーマンを縦に切り加えます。
6. トマトを小さな角切りにし加えます。
7. さらに缶詰のトマトとトマトペーストを加え煮立たせます。
8. 水気が少なくなるまで煮詰めます。
9. 卵を投入します。
10. 卵黄が半熟くらいになるまで熱します。
11. パセリの葉をふりかけ、ピタパンと一緒にどうぞ。 ベテアボン (ヘブライ語で「召し上がれ」)!
材料
🍴シャクシュカ🍴
材料 ・トマトペースト 大さじ2 ・オリーブオイル 大さじ3 ・ニンニク 3片 ・玉ねぎのスライス 1個分 ・大きめのトマト 1個 ・チェリートマト 2-4個 ・トマト缶 1缶 ・赤ピーマン(もしくはパプリカ) 1個 ・卵 2個 ・塩胡椒 少々 ・飾り用のパセリなど(お好みで)
©Noam Levinger
アリエ・ロゼン文化・科学担当官 Arieh Rosen, Culture and Sceince Affairs Attache
2016年12月着任。テルアビブのポーランド文化センタ―で文化プログラムマネージャー、ヤッフォのナラガット劇場の副所長など国内外の文化産業で経験を積む。ギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)で演劇学の学士号を取得