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21/8/26

『ホロコーストの罪人』8月27日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
Film “Betrayed” released on August 27

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『ホロコーストの罪人』8月27日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

Film “Betrayed” released on August 27


平凡なユダヤ人家族の悲劇的運命を描く実話


第二次世界大戦中、ユダヤ人一家のブラウデ家はボクサーの息子チャールズが非ユダヤ人女性のラグンヒルと結婚し、幸せな日々を送っていた。だが、ナチス・ドイツがノルウェーに侵攻すると状況は一変する。ユダヤ人は身分証明書にユダヤ人の印「J」のスタンプが押され、チャールズら男性はベルグ収容所へと連れて行かれ、厳しい監視のもと強制労働を強いられた。一方、取り残された母とチャールズの妻は夫や息子たちの帰りを待ちながらも、資産を接収されるなど徐々に圧力を強めてくる政府に身の危険を感じ、スウェーデンへの逃亡も準備していた。

しかし、1942年11月、ノルウェー秘密国家警察・クヌート・ロッドの指揮のもと、警官とタクシー運転手らによって、ノルウェーに住むユダヤ人全員がオスロ港へと強制移送された。何も知らずに港に連れてこられた人々の前に待ち構えていたのは、アウシュヴィッツへと向かう船“ドナウ号”だったー。


ホロコーストに関わったノルウェー最大の罪


ノルウェーの平凡なユダヤ人家族の悲劇的な運命を描いた物語であるとともに、ホロコーストにノルウェー警察・市民らが加担していたノルウェー最大の罪を描いた知られざる衝撃の実話。ベルグ収容所で強制労働を監視し、オスロの港に強制移送したのは同じノルウェー人であり、その結果、アウシュヴィッツ行きのドナウ号に乗船したノルウェー系ユダヤ人の多くがアウシュヴィッツでホロコーストの犠牲者となった。

そして、事件から70年経った2012年1月。当時のノルウェー・ストルテンベルグ首相は、ホロコーストにノルウェー警察や市民らが関与していたことを認め、政府として初めて公式に謝罪の表明を行った。

出演は、『獣は月夜に夢を見る』のヤーコブ・オフテブロ、『ソフィーの世界』のシルエ・ストルスティン、『ミレニアム』シリーズのミカリス・コウトソグイアナキスほか。監督は、『HARAJUKU』で国内外の高い評価を得たエイリーク・スヴェンソン。


監督:エイリーク・スヴェンソン 

脚本:ハラール・ローセンローヴ=エーグ、ラーシュ・ギュドゥメスタッド

製作:マーティン・サンドランド 音楽:ヨハン・セデルクヴィスト

出演:ヤーコブ・オフテブロ、クリスティン・クヤトゥ・ソープ、シルエ・ストルスティン、ピーヤ・ハルヴォルセン、ミカリス・コウトソグイアナキス、カール・マルティン・エッゲスボ

2020年/126分/カラー/ビスタ/5.1ch/ノルウェー語・ドイツ語/ノルウェー/日本語字幕:高橋澄

原題:Den største forbrytelsen 英題:Betrayed 後援:ノルウェー大使館 / PG12


配給:STAR CHANNEL MOVIES


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