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Israel Music Compilation -2 by Masaaki Hara 原雅明

白を身に着けている人のヘッドショット

原雅明 / Masaaki Hara

音楽ジャーナリスト/ライターとして執筆活動の傍ら、音楽レーベルrings(https://www.ringstokyo.com)のプロデューサーとして、新たな潮流となる音楽の紹介に務める。


また、ロサンゼルス発のネットラジオ局の日本ブランチdublab.jp(https://dublab.jp)のディレクターも担当。ホテルの選曲やDJも手掛け、都市や街と音楽との新たなマッチングにも関心を寄せる。早稲田大学非常勤講師。著書『Jazz Thing ジャズという何かージャズが追い求めたサウンドをめぐって』(DU BOOKS)ほか。 

Twitter:http://twitter.com/masaakihara

CONCEPT

テルアビブのネットラジオTEDER.FM(http://www.teder.fm)の連中から教えてもらったのがきっかけで、彼の地のレーベルRaw Tapes (http://rawtapesrecords.com)の音源を知ったのが、もう5年ほど前のこと。   


それ以来、このレーベルから発信される音楽に魅了されてきた。イスラエルのジャズがニューヨーク経由で紹介されたのに対して、Raw Tapes 周辺のサウンドはロサンゼルス経由と言うこともできるかもしれない。ヒップホップ・マナーを感じるロウなビートとオーガニックな生演奏から生まれるハイブリッドでフューチャリスティックなサウンドはもちろんのこと、その背景にあるテルアビブの音楽コミュニティに感じられる融和的でレイドバックした空気も魅力的だった。などと、訪れたこともない土地に勝手に思いを巡らせてもいたのだが、2017年、レーベルの看板アーティストであるバターリング・トリオの来日公演が実現した。   


メンバーのキーボード奏者でプロデューサーのリジョイサーは Raw Tapes の設立者でもあり、彼から詳しい話を訊いて、欧米のシーンともリンクしつつ、伝統と現在が幾重にも入り交じるテルアビブの空気をより具体的に感じ取ることができた。   彼から紹介してもらった音源も含め、その空気を伝えるようなサウンドをチョイスした。 (原 雅明さんメッセージ)

Buttering Trio & Friends - Love in Music (Live)

まずは、バターリング・トリオのアルバム『Threesome』でも印象的なこの曲から。とても良い雰囲気の最新のライヴ・セッション。

Buttering Trio - Little Goat

来日公演の最後にやってとても盛り上がった曲。フェルディナン・ゼッカの無声映画『アリババと40人の盗賊』に付ける音楽として作られたという。

SHLOMO BAR & REJOICER - YAVO DODI (BalconyTV)

ソロでも活動するリジョイサーが、イスラエルのパイオニア的シンガー/パーカショニストのシュロモ・バルを迎えたセッション音源。

Sefi Zisling - DreamWalk

セフィ・ジスリングは長年テルアビブのジャズとファンク・シーンで活躍をしているトランペッター。初のソロ作『Beyond The Things I Know』から。

Sol Monk - What If

ジャズ・ドラマー、アヴィヴ・コーエンが、ビート・ミュージック寄りのアプローチをする時の名義がソル・モンク。シンガーを迎えた最新の音源。

Meinl Cymbals Amir Bresler - Afro Golden Line

アミール・ブレスラーもジャズ・ドラマーだが、アフロビートと中東の音楽を繋ぐようなサウンドを作っている。最新のシングル『Afro Golden Line』から。

LBT - Kicha Studio Sessions Vol. 2

そのアミール・ブレスラーが率いるLBT(ライヴ・ビート・テープス)はDJやラッパーも加えた12人編成のバンド。バターリング・トリオも参加している。

Nitai Hershkovits - Invite Me, Dance

ジャズ・ピアニストとしてニューヨークで活躍するニタイ・ハーシュコビッツのトリオによる演奏。リジョイサーが共同プロデュースをしたアルバム『Lemon The Moon』より。

Cohenbeats feat. Quelle Chris "Daily Affirmations"

コーエンビーツことマイケル・コーエンはテルアビブからロサンゼルスに渡り、ビート・シーンにコミットしたプロデューサー。デトロイトのラッパー、クエール・クリスをフィーチャーした1曲。

Itai Armon Ensemble - mapal (waterfall)

リジョイサーがテルアビブで最も才能ある一人だと言っていたマルチ奏者ロン・ハチモンによるプロジェクト。伝統楽器を用いた、素晴らしくモダンなアンサンブル。

TATRAN - The Climb

これもリジョイサーが一推ししていた、テルアビブの3人組のインスト・バンド、タトラン。TEDER.FMでおこなわれた最新のライヴから。

Avishai Cohen Big Vicious - Teardrop | ECM Records

アヴィヴ・コーエン、ヨナタン・アルバラク、リジョイサーらが協力した、トランペッター、アヴィシャイ・コーエンのユニットによるECMからのデビュー作より、マッシヴ・アタックのカヴァー。

Ester Rada- Four Women (Official Video)

エチオピア・ルーツのエスター・ラダはRaw Tapesに通じるアーバンなソウル感覚と、ディープ・ファンクやアフロ・ビート、それにエチオ・ジャズを繋ぐことができるシンガーだ。EP『I Wish』から。

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