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作家

Etgar Keret

エトガル・ケレット

作家紹介

作者エトガル・ケレット(Etgar Keret)について:
1967年、ホロコーストを生き延びてイスラエルで出会った若者ふたりの3番目の子としてテルアビブで生まれ、兵役後、テルアビブ大の「優秀学生のための特別奨学金制度」を受けて学ぶ。義務兵役中の19歳で綴った掌編を7歳年上の兄に見せたら、「この小説はすげえ」と誉められて作家を志すようになったという。この秀才の兄は何度も軍事法廷にかけられた戦争反対論者で、姉は除隊後に宗教回帰して世俗的なつきあいを絶っている。末っ子のエトガルは両親が亡くなるまでそばを離れなかったが、自著が出版されたり、いろんな言語に翻訳されると、その都度、出向いて朗読したり作品解説をする労苦を厭わないことが『あの素晴らしき7年』に綴られている。また、映像やコミック、絵本、大学での講義、果ては映画出演まで、あらゆる分野に積極的に参加し、コラボを楽しんでいる。

2020年コロナ禍で世界中の芸術活動が中断を余儀なくされる中、日本でも人気のある振付家インバル・ピントとともに、映像作品『OUTSIDE』を制作。日本からは俳優の森山未來、作曲家の阿部海太郎らが参加した。また原作小説はNew York Times Magazineの『デカメロンプロジェクト パンデミックから生まれた29の物語』(河出書房新社刊)に収録されている。

ケレットについてはメルマガはじめ、ネットでたくさん読めるので検索してください。

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