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22/3/10

「イスラエル・日本ー東北イニシアティブ2021」
短編映画プロジェクト『行き止まりのむこう側』
2022年3月11日(金)日本とイスラエルでオンライン特別上映決定
Film “nowhere to go but everywhere” Online release on March 11, 2022
(Israel・Japan - Tohoku Initiative 2021)

UP COMING

Event Details

東日本大震災から10年の節目に駐日イスラエル大使館による震災の犠牲者を追悼するプロジェクトとして、短編ドキュメンタリー映画『行き止まりのむこう側(英題:nowhere to go but everywhere)』が製作され、この春いよいよ公開される。


本作は、2011年東日本大震災で最愛の妻を喪い、今も探し続ける高松康雄氏の言葉で語られるドキュメンタリー。東日本大震災が起きた際に駐日イスラエル大使館がいち早く南三陸を支援したという経緯から、大使館の全面的なサポートのもと、日本とアメリカを拠点に活動を行っている映像作家の津村将子氏と白井エリック氏によって監督・製作された。


オリジナルサウンドトラックは、日本でも人気のジャズピアニスト、シャイ・マエストロが担当。またイスラエルを代表する作家・社会活動家のダヴィッド・グロスマンもテキストを提供している。


公開に合わせて、イスラエル・テルアビブのJaffa Cinemaにて、3月11日の正午12時(現地時間)から上映会と監督と高松康雄氏による対談をzoom上で開催される。


『行き止まりのむこう側』公式サイト

※映画本編は公式サイト内にて「3月11日(金)午前零時(AM0:00)」公開予定。


<津村将子氏・白井エリック氏 (監督) コメント>


『行き止まりのむこう側』は、2020年にグローバル・パンデミックが始まり、見える世界ががらりと変わってきた時、私たちがマントラのように呟いていたことばです。こう唱えると、肉体的にロックダウンの中にいても、私たちの精神には常に無限の可能性が宿り、自由であることが再確認できたからです。そんな時、駐日イスラエル大使館から東北大震災の犠牲者への追悼のため、イスラエル人と日本人のアーティストのコラボレーションのプロジェクトの話を頂き、高松康雄さんの類稀な実話を映像化する時がきたのではないかと話し合いました。高松さんは津波で最愛の奥様を亡くされましたが、その大きな喪失と向かい合うために、ダイビングを習得し、奥様を奪って行ったその海に潜り、彼女を探しに行かれました。限りなく続く潮の流れに身を任せ、捜索を続けるうちに、思いがけない癒しをそこに見つけていったのです。先が見えない脆い時代を生きる中、人間と自然の繊細な関係がもたらすもの、私たちの精神の回復力を思い出す印として『行き止まりのむこう側』を制作しました。


©Imakoko Media, Inc.

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