１冊の紙の本を購入すると125冊の電子書籍の全文を読めるという新しい仕組みの児童向け世界文学全集「小学館世界J文学館」が刊行され、ホロコーストの児童文学作品で有名なウーリー・オルレブの作品「バード街の孤島」も収録された。
この本は、「宝島」「赤毛のアン」のような古典的名作から「魔女の宅急便」のような現代の名作まで網羅し、世界各国の125の作品がほとんどが新訳されている。
その中の一冊が、母袋夏生氏による新訳のウーリー・オルレブ著「バード街の孤島」。日本語の新訳が出ることをとても楽しみにしていたというオルレブ氏は今年7月に死去。本書はかなり以前に英語からの重訳が出ていたが、ヘブライ語からの直接訳は初。
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